【第1回 AI・人工知能EXPO 秋】レポート

2020年10月28日(水)から3日間にわたり、幕張メッセでAI特化の展示会「AI・人工知能EXPO」が開催されました。今春4月に開催予定であった当展示会は、コロナウイルスの影響で中止となったため、久しぶりの大規模展示会となりました。展示会の初日から来場者が続々と訪れ、大変盛り上がりを見せました。主催のリード社発表によれば、3日間で8,449名の来場があったとのことです。


AI・人工知能EXPO エントランスイメージ

幕張メッセの1~8ホールでは、最新のIT製品・サービスを展示する「Japan IT WEEK秋」も併催されており、こちらも3日間で22,314名が来場されたようです。「AI・人工知能EXPO」が開催された9~11ホールとあわせ、例年より会場規模を拡大して開催された展示会でした。
全体的には、比較的じっくり・ゆっくりと展示内容を見ることができ、興味のある製品説明をしっかり聞ける展示会になっていたと感じます。

コロナ禍での展示会運営は…

AIという最新技術への関心の高まりとともに、展示会来場者が年々増加し、2019年春展(東京ビッグサイト)には48,000名を超える方が足を運ばれていました。新たに開始された今回の秋展(幕張メッセ)は、その時以来の開催となります。
コロナ禍ということもあり、感染予防対策を十分にとることが義務付けられていました。幕張メッセでは、入場時に必ず手指消毒・検温、そしてマスク着用を確認されました。


都度消毒を欠かさないコロナ対策をしたブース

展示会場内の通路も通常より少し広くとられ、換気のために会場のシャッター下部を常時解放。休憩スペースでも対面や密を避けた設計になっていました。各ブースでは消毒やマスク着用の実施、また出展スタッフは毎朝の検温や新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の活用による予防対策に協力した上での運営でした。

オンラインでも来場可能に

展示会開催期間中は、幕張メッセと同時にオンライン上でもバーチャルでブース展示が行われました。ブース内は、資料ダウンロードや動画閲覧、またチャットによる質問・相談ができる仕組みとなっており、当社ブースには3日間トータルで約400名の来訪がありました。ご興味を持った方とは、担当スタッフがビデオ通話によるオンライン商談も行いました。
リアルと同時にバーチャルでも展示会を展開したのは、初めての体験でした。


実際のオンラインブースイメージ

出展企業の特徴

例年と比べて大規模な出展ブースは少なめとの印象でした。コロナウイルスの影響で、出展をとりやめた企業も多かったのかもしれません。名刺受だけを設置しているブースや、簡易な装飾での出展ブースもいくつか見受けられました。一方、中国や韓国、ベトナムといったアジアにルーツを持つ企業による出展が多く見られました。


アクティブコアブース前の様子(出典:リード社Webサイト)

出展サービスについては、自然言語処理に特化したサービスや、画像分析を扱う製品など、それぞれの分野に特化した展示が目につきました。当社を含め、AI開発の自動化を目指す製品もあり、AIをビジネス活用するための事例や手法を紹介する場となっていました。

また会場内で無料セミナーも行われていましたが、満席に近い状態で席が埋まっているセミナーもありました。最新技術・事例の講演を受講すべく、朝から足早にセミナー会場へ向かうお客様の姿も見られました。

同じ会場内で同時開催されていた量子コンピューティングとブロックチェーンへの関心も高く、展示エリアには多くの方がいらっしゃいました。

AI EXPO来場の目的

「明確な課題ややりたい事がはっきりしていて、それを実現してくれるツールや企業を求めている」、「どういうデータを用意すれば実現できるのか具体的な手法に関心がある」、「自社でAIが活用できるか教えてほしい」。
様々な業種や目的の方がいらっしゃいましたが、皆さんに共通しているのは最新の技術を学び、自社で何かできないか、自社にメリットとなるものはないだろうかという積極的な姿勢だと感じました。
今回も首都圏だけではなく、日本全国から本展示会に足を運んでいらっしゃるようでした。

アクティブコア「ピタゴラス」の展示と反響


アクティブコアブース

当社ブースでは、展開中のAIプラットフォーム「ピタゴラス AI クラウド」のご案内、また希望された方へ簡単なデモを行いました。持参した製品パンフレットが早々になくなってしまうなど、予想以上に熱心に情報収集をされている方が多かった印象です。熱心にパネルを読み込まれる方もいらっしゃいました。

画像認識について知りたい、事例を深堀りして聞きたい、価格を詳細に聞きたいといった声も多く聞かれました。
自分の課題が明確でそれを解決してくれる企業(ツール)を探している方、AIでできることを模索されている方、色々な環境・状況の方から直接興味深いお話を伺うことができ、スタッフも大変勉強になりました。実地でヒアリングさせていただいた経験は今後の開発などにいかしていきます。


アクティブコアブースにて

2021年の展示会動向

来年も引き続き、4月・10月に「AI・人工知能EXPO」の開催が決定しています。展示会期間中に多くの出展スペースが埋まってきているようでした。また「IT WEEK」も盛況で関西や名古屋での開催も決定し、多くの出展企業の申込があるようです。

まだまだ新型コロナウイルスの影響は計り知れませんが、リアルな展示会を熱望する方は未だ多く、今回の展示会を皮切りに復調していくかもしれません。

まとめ

コロナ禍での開催で、出展企業・来場者ともに例年に比べ数は少なく、感染対策を十分に講じるなどこれまでとは違う対応を迫られました。

結果的には、来場者は大規模展示会ならではの各ブースをツアーして興味のあるものを探せたこと、また過密状態を避けた配置で、じっくり展示物を見て話をできたことが良かったのではないかと思います。
出展社側も、過密状態でなくお客様としっかり向き合えたのではないでしょうか。

アクティブコアは、来年1月28日(水)より開催の「IT WEEK関西」の「AI・業務自動化展」にも出展予定です。関西方面で今回来場が叶わなかった方も、是非インテックス大阪に足を運んでいただければと思います。

今回のブースの様子をオンラインで再現したバーチャルブースへも是非ご来場ください。